乗馬テントペギングとは?

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走行しながらソード(剣)やランス(槍)で、地面に置いてある小さな標的(ペグ)を拾い上げて駆け抜け、ポイントを競う競技です。

競技はランス(個人)、チームランス、ソード(個人)、チームソード、レモンとペグ(ソード)、リングとペグ(ランス)、ペア(1本目がランス、2本目がソード)、リレー(1本目がランス、2本目がソード)の8種類

テントペギングのルール

2013年10月27日に設立された、国際統括団体である国際テントペギング連盟(ITPF)の規定するテントペギングのルールの一部を解説していきます。

規定は変更もあるので、細かい部分は国際テントペギング連盟で確認してください。大会ごとに規定が大きく違う場合もあります。

テントペギングのルール・ソード(剣)とランス(槍)の大きさ

▼ランス(槍)
最小サイズが2.2mで、最大サイズが2.75m。

▼ソード(剣)
最小サイズが81cmで、最大サイズが90cm。

テントペギングのルール・ランス(個人)・ソード(個人)

6.4秒で駆け抜けないといけません
▼最大3回走行可能
▼ペグの幅:1・2回目は6cm、3回目は4cm
▼コースの長さは80m(時速・約45㎞
▼拾い上げて運ぶ距離10m
▼スタートラインから70mの位置にペグが置かれます

テントペギングのルール・チームランス・チームソード

4人一組のチーム戦になります。

7秒で駆け抜けないといけません
▼最大3回走行可能
▼ペグの幅:1・2回目は6cm、3回目は4cm
▼コースの長さは80m(時速・約41㎞
▼拾い上げて運ぶ距離10m
▼スタートラインから70mの位置にペグが置かれます

テントペギングのルール・ペア

2人の競技者が並走する形で行われます(1本目がランス、2本目がソード)

7秒で駆け抜けないといけません
▼ペグの幅は両方とも6cm
▼コースの長さは80m(時速・約41㎞
▼拾い上げて運ぶ距離10m
▼スタートラインから70mの位置にペグが置かれます

テントペギングのルール・リレー

1本目がランス、2本目がソードで行われ、スタート順にシリアル番号に沿ったペグを拾っていきます。順番を間違えた場合は、ポイントになりません。

10秒で駆け抜けないといけません(15秒の例外もあり)
▼ペグの幅:1回目は4cm、2回目は6cm
▼スタートラインから65.5mの位置に、最初のペグが置かれます

テントペギングのルール・リングとペグ(ランス)

先にリングが2つあり、リングの中にランスを通し、ペグを拾い上げて運びます

7秒で駆け抜けないといけません
▼ペグの幅:1回目は6cm、2回目は4cm
▼コースの長さは80m(時速・約41㎞
▼拾い上げて運ぶ距離10m
▼スタートラインから35mの位置に最初のリング、70mの位置にペグが置かれます
▼リングのサイズは内径6cm
▼リングの上部が高さ2.2mの位置に吊り下げられます

テントペギングのルール・レモンとペグ(ソード)

先にレモンが2つあり、ソードの使い方(切り方)に指定があります。その後、ペグを拾い上げて運びます。※16歳以下の競技では行われません

7秒で駆け抜けないといけません
▼ペグの幅:1回目は6cm、2回目は4cm
▼コースの長さは80m(時速・約41㎞
▼スタートラインから35mの位置に最初のレモン、70mの位置にペグが置かれます
▼レモンの上部が高さ2.2mの位置に吊り下げられます

※1つ目のレモンの切り方
ソードを肩の後ろで水平にし、肩と手を同じ高さで構えます。肘は手よりも下にしたまま、後ろから前に水平に切ります

※2つ目のレモンの切り方
左肩の位置にソードを構えます。首と肘と手を同じ高さにし、前から後ろに水平に切ります

テントペギングの服装

認定された乗馬ヘルメット(上にターバンの使用可)、最低深さ又は高さが12mmのヒールブーツ(もしくは、つま先が覆われた鐙(あぶみ)も可)

-乗馬競技や乗り方の種類