体の筋肉を動かす為の神経を全身に通し、運動能力を上げる訓練方法

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そもそも運動神経とは「自分の意志によって行われる運動を起こさせる、筋肉の動きを身体の末端まで伝える神経」の事を指しています。

つまり筋肉を動かす為の神経を、自分の意志で必要な場所へ通していく訓練をすれば、誰でも運動能力を上げる事が出来るという事になります。

このように、乗馬に向いている人、向いていない人はいるの?センスは必要なの?という記事内で解説しました。

この具体的な訓練方法をお伝えしていきます。

体の筋肉を動かす為の神経を全身に通す練習方法

立っていても座っていても構いませんので、軽く目を閉じて視覚に頼らない状態を作り、リラックスします。

では、実際に練習していきましょう。

最初はゆっくりで構わないので、丁寧に確実に行ってください。

  • 手の小指に意識を向けます

    右でも左でも構わないので、どちらか片方を選んで始めましょう。意識を向けるという事に慣れないうちは、軽く動かしても構いません。

  • 順番に意識を向けて、同じ側の足先まで移動していきます

    手の小指から親指へ→手首→肘→肩→胸→腹→腰→股関節→足首→足の親指から小指へ

  • 戻りながら反対側へ移動していきます

    →到達した足の小指から親指へ戻り→足首→膝→股関節→腰→腹→胸→さっきとは違う側の肩へ→肘→手首→手の親指から小指へ

  • 戻りながら、同じ側の足先まで移動していきます

    手の小指から親指へ→・・・→足の親指から小指へ

  • 戻りながら、最初の手の小指まで到達したら1セット完了

グルッと一回りして1セットが完了するので、右だけ左だけで終わらせず、必ず左右両方やりましょう

さらに運動能力を上げる訓練方法

上記のトレーニングを、スムーズに行えるように慣れてきたら、今度はスピードを上げていきます。

丁寧に確実にやっていくのが基本なので、グンとスピードを上げて雑になってしまったら意味がありません。雑にならないギリギリのところで、少しづつ慣れていきましょう。

どんどんスピードを上げて出来るようになるという事は、思考のスピードが速くなっている証拠です。

最も重要なリラックス状態を維持し適切な判断と行動をとる方法と組み合わせれば、行動に移るまでの反応が格段に速くなったと、実感出来るはずです。

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