上賀茂神社・葵祭(路頭の儀・社頭の儀・走馬の儀)とは?

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上賀茂神社・葵祭(路頭の儀・社頭の儀・走馬の儀)(読み方:かみがもじんじゃ あおいさい ろとうのぎ・しゃとうのぎ・そうめのぎ)は、京都府京都市にある、上賀茂神社の葵祭で、毎年行われます。

京都御所(きょうとごしょ)内で進発の儀(しんぱつのぎ)が行われ、天皇の勅使(ちょくし:使者)が京都御所を出発し、下鴨神社(しもがもじんじゃ)経由で上賀茂神社へと行列し向かいます(路頭の儀)。

上賀茂神社へ到着すると、社頭の儀が行われます。

勅使が御祭文(ごさいもん:神を祭る時に読む文)を奏上(そうじょう)し、幣物(へいもつ:献上する品物)を奉納(ほうのう)し、宮司が本殿へお供えに行き、お供えから帰ってきて返祝詞(かえしのりと:しゅくじ)を勅使へ渡します。

その後に、一の鳥居(いちのとりい)から二の鳥居(にのとりい)までを駆け抜ける、走馬の儀が行われます。

上賀茂神社・葵祭の始まりや由来、歴史、起源は?

540~572年、凶作に加え飢餓疫病が蔓延し、欽明天皇(きんめいてんのう)が勅使を遣わされ、鴨の神の祭礼を行ったのが賀茂祭(かものまつり)の起源とされているそう。

賀茂祭は、江戸時代に祭りが再興された際に、葵の葉を飾るようになり現在では葵祭と呼ばれるように。上賀茂神社の正式名称は、賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)と言います。

上賀茂神社・葵祭(路頭の儀・社頭の儀・走馬の儀)は、いつ行われるの?

毎年5月15日に行われます。

上賀茂神社の場所・住所(アクセスと駐車場)

京都府京都市北区上賀茂本山339

▼自動車
名神高速京都東ICより約30分、京都南ICより約35分

専用有料駐車場があります。

▼電車
地下鉄烏丸線北山駅より徒歩約15分
JR京都駅より車で約30分

▼バス
京都駅より京都市営バス4号「上賀茂神社前」下車すぐ

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