信玄公祭りとは?

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信玄公祭り(読み方:しんげんこうまつり)は、山梨県甲府市で3日間にわたり、毎年行われます。

メインイベントは2日目に行われる甲州軍団出陣式(こうしゅうぐんだんしゅつじんしき)」で、武田信玄公と上杉謙信(うえすぎけんしん)が激突した、川中島合戦(かわなかじまかっせん)に出陣する様子を再現したお祭りです。

信玄公祭り・甲州軍団出陣式のスケジュール

▼戦勝祈願式
武田神社(山梨県甲府市古府中町2611)にて行われた後、甲州軍団は各陣屋(じんや:待機場所)へ入陣します。

▼舞鶴城公園へ集結
各陣屋から舞鶴城公園(まいづるじょうこうえん)へ集結します。

▼出陣式
舞鶴城公園特設ステージで、信玄公、山本勘助(やまもとかんすけ)、武田二十四将が揃い、軍議の様子や出陣前の三献の儀(さんこんのぎ)を再現します。

※三献の儀は「討つ・勝つ・喜ぶ」に合わせて、打ちあわび(あわびを細長く切って、打って干したもの)を噛んで大の盃で酒、勝ち栗(かちぐり:乾燥してからと渋皮を取ったもの)を食し中の盃で酒、昆布を食し小の盃で酒を飲み干し、その盃を地面に打ち付けて割る、戦勝祈願の儀式。

▼甲州軍団出陣開始→武田信玄公本陣出陣
※細かいルートは毎年変更になるので参考までに
舞鶴城公園→甲府駅→甲府市役所→舞鶴城公園へ戻る

▼帰陣式
信玄公及び本陣隊、山本勘助、山の六番隊が鎮魂の儀(ちんこんのぎ)、戦勝の祝杯、勝鬨(かちどき)をあげます。

信玄公祭りの始まりや由来、歴史、起源は?

1970年(昭和45年)に第1回が開催され、伝統的な祭りではなく山梨県や甲府のPRを目的として開催されたそう。

信玄公祭り・信玄役の歴代俳優は誰?

・2014年(平成26年)、松平健(まつだいらけん)
・2015年(平成27年)、片岡鶴太郎(かたおかつるたろう)
・2016年(平成28年)、陣内孝則(じんないたかのり)
・2017年(平成29年)、三遊亭小遊三(さんゆうていこゆうざ)
・2018年(平成30年)、渡辺大(わたなべだい)
・2019年(令和元年)、山下真司(やましたしんじ)
・2022年(令和4年)、後藤淳平(ごとうじゅんぺい)
・2023年(令和5年)、冨永愛(とみながあい)
・2025年(令和7年)、

信玄公祭りは、いつ行われるの?

毎年4月12日(武田信玄公の命日)の前の金曜~日曜日にかけて行われていますが、2022・2023年は10月に行われています。

信玄公祭りの有料観覧席

有料観覧席は着席指定となり、事前販売と当日券の抽選販売もありました。

※過去販売の参考価格(詳しくは公式HPで確認してください)
・舞鶴城公園観覧席券:S席5,000円、A席4,000円
・平和通り観覧席券:10,000円

舞鶴城公園の場所・住所(アクセスと駐車場)

山梨県甲府市丸の内1ー5ー4

▼自動車
中央自動車道甲府昭和ICより約21分

▼電車
JR甲府駅南口より、徒歩約3分

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