川中島合戦戦国絵巻とは?

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川中島合戦戦国絵巻(読み方:かわなかじまがっせんせんごくえまき)は、山梨県笛吹市の笛吹川河川敷で、毎年行われます。

第5次合戦まで行われたとされる川中島合戦の中で、最も激戦だったとされる第4次合戦を史実に基づき再現しています。

高校生以上で健康な方なら一般参加が可能です。参加費には鎧代も含まれ、主催者の用意した衣装(自前の鎧は不可)で参加となるそう。

川中島合戦戦国絵巻の内容の一部

※毎年内容が変わるので参考程度に

▼両軍出陣パレード
武田軍は石和北小学校から、上杉軍は石和南小学校から、市内を回り合戦場へ向かいます。

▼米沢藩古式砲術保存会による火縄銃の実演

▼武田軍の三献の儀(さんこんのぎ)
「討つ・勝つ・喜ぶ」に合わせて、打ちあわび(あわびを細長く切って、打って干したもの)を噛んで大の盃で酒、勝ち栗(かちぐり:乾燥してからと渋皮を取ったもの)を食し中の盃で酒、昆布を食し小の盃で酒を飲み干し、その盃を地面に打ち付けて割る、戦勝祈願の儀式。

▼上杉軍の武禘式(ぶていしき)
・五沾水の儀(ごてんすいのぎ)
上杉謙信公が毘沙門天(びしゃもんてん)を拝み戦勝を祈り、自ら花と水を供え、その水を五沾水と呼び、各大将に分け与えます。

▼合戦
陣形での合戦、信玄公・謙信公の一騎打ち等も。

川中島合戦戦国絵巻の始まりや由来、歴史、起源は?

1979年(昭和54年)から石和温泉の観光客集客も兼ねて始まり、毎月4月の信玄公祭りの翌週日曜日に行われていたそう。

2018年(平成30)から、第4次合戦の時期に合わせ開催時期が変更になりました。

川中島合戦戦国絵巻は、いつ行われるの?

毎年10月最終日曜日か、11月最初の日曜日に行われます。

川中島合戦戦国絵巻への参加方法

8月~9月末ごろまで、専用サイトから参加申し込みが出来ます。

※過去の参加費(詳しくは公式HPで確認してください)
両軍の大将、副将、一般、武田軍のみ陣隊等、参加費は5,000~10,000円

笛吹市秋祭り・川中島合戦戦国絵巻の場所(アクセスと駐車場)

笛吹市役所本館前 笛吹川河川敷(鵜飼橋付近)

▼自動車
中央自動車道一宮御坂ICより約13分

※当日は清流公園駐車場、スコレーパリオ横の駐車場から、会場まで無料シャトルバスが出ています。

▼電車
JR石和温泉駅より車で約7分、徒歩約22分

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