桜流鏑馬とは?

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桜流鏑馬(読み方:さくらやぶさめ)は、青森県十和田市にある、十和田市中央公園やぶさめ会場で、十和田流鏑馬観光連盟により、毎年行われます。

女性限定のスポーツ流鏑馬大会で、馬上から的を弓で射る射手(いて)は、長さ約200mの直線の流鏑馬馬場(ばば)を駆け抜けながら、3つの的を狙い得点を競います。

神事等とは違い、儀式や作法等が厳しく決められているわけではなく、あくまでも的中率を競うスポーツなので参加資格を満たせば参加可能で、存分に技術力を披露出来ます。

桜流鏑馬のルール(一部)

個人戦は初級、中級、上級とクラスが分かれていて、それぞれルールが違います。さらに団体戦もあります。

桜流鏑馬のルールは変更もあるので、細かい部分は十和田流鏑馬観光連盟で確認してください。

※同点の場合は、規定タイム内の速い方が上位となります。

▼規定タイム
第1~第3の的までの制限時間があり、オーバーした場合、初・中級は9秒未満と速すぎても無得点扱いになります。

上限タイムは、初級:17秒、中級:14秒、上級:12秒

▼弓の重さと長さ
長さは2m以上で、初・中級は8㎏まで、上級は10㎏まで

▼鏑矢長さとの羽の枚数
鏑矢(かぶらや:先端に卵型で中が空洞の武具を付けたもの)で、長さは鏑を除き90cm以上で、角がなく直径3cm以上で木製である事。

初・中級は2枚羽使用可能、上級は3枚羽のみ使用可能

▼競技馬
和種、和種系が基本。木曽馬(きそうま:長野県天然記念物)、北海道和種「通称は道産子(どさんこ)」等。

▼馬装
和鞍(わぐら)、和鐙(わあぶみ)、和ハミ(わはみ)、三懸(さんがい)「面懸(おもがい:轡を固定する為に頭にかける緒)、胸懸(むながい:鞍を固定する為につける緒)、鞦(しりがい:鞍から尻にかける緒)」が基本で、最低限三懸を着用の事。

▼服装
和装、プロテクター着用が望ましい、ヘルメットまたは安全帽(あご紐付き)。

桜流鏑馬の始まりや由来、歴史、起源は?

十和田乗馬倶楽部代表の上村鮎子さんにより、2004年(平成16年)4月24・25日に第1回が行われています。

桜流鏑馬は、いつ行われるの?

毎年4月中旬~下旬の土曜・日曜の2日間(日付は毎年変動する)行われます。

十和田市中央公園やぶさめ会場の場所・住所(アクセスと駐車場)

青森県十和田市西三番町3

▼自動車
百石道路・第二みちのく有料道路下田百石ICより約32分

▼電車
東北新幹線、JR八戸線、青い森鉄道八戸駅より車で約36分

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