芳養八幡神社・秋祭とは?

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芳養八幡神社・秋祭(読み方:はやはちまんじんじゃ あきまつり)は、和歌山県田辺市にある、芳養八幡神社の例大祭で、2日間にわたり毎年行われます。

見どころは2日目の本祭に行われる、中芳養(なかはや)の5区(林、田尻、平野、西野、小野)、上芳養(かみはや)の3区(日向・西山・東山)の合計8区から1頭ずつ出る、流鏑馬(やぶさめ)と、駆馬(かけうま)です。

芳養八幡神社・秋祭・流鏑馬とは?

馬に乗って駆け抜けながら矢を射るのではなく、引き馬(ひきうま:ひとが引く)で的の前まで行き、ゆっくりと歩きながら馬上から各地区の的を狙い、これを3回繰り返しさます。

1頭ずつ全8頭が順番に行い、矢が的に命中すると紙吹雪が舞います。

芳養八幡神社・秋祭・流鏑馬の服装

花笠(笠の上に花飾りがついたもの)、上半身は赤い装束、白い帯、金色の袴、箙(えびら:矢を入れる容器)、足袋、草履

※和鞍(わぐら)、和鐙(わあぶみ)を使います。

芳養八幡神社・秋祭・駆馬とは?

地区名が入った法被(はっぴ)を着て、片手に扇子を広げ、途中で扇子を投げながら、約200mの馬場を1頭ずつ駆け抜けます。これを3回繰り返します。

芳養八幡神社・秋祭の始まりや由来、歴史、起源は?

古くから行われているそうですが、詳しくは分かりませんでした。

芳養八幡神社の秋祭として、1990年(平成2年)4月18日に、和歌山県無形民俗文化財に登録されています。

芳養八幡神社・秋祭は、いつ行われるの?

毎年11月2日・3日の2日間にわたり行われます。

芳養八幡神社の場所・住所(アクセスと駐車場)

和歌山県田辺市中芳養803番地

▼自動車
阪和自動車道みなべICから約7分、南紀田辺ICより約8分

▼電車
JR紀勢本線芳養駅より車で約7分

▼バス
JR紀勢本線紀伊田辺駅より明光バス上小恒行き「田尻」下車、徒歩約5分

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