高照神社馬場跡・流鏑馬(読み方:たかてるじんじゃばばあと やぶさめ)は、青森県弘前市にある高照神社馬場跡で、毎年行われます。
馬上から的を弓で射る射手(いて)は、長さ約130mの直線馬場を駆け抜けながら、2つの的を狙います。
的は一辺約40cm(一尺八寸)の板的。
高照神社馬場跡・流鏑馬の服装
※射手により細かい服装が異なります
鎧直垂(よろいひたたれ:鎧の下に着る着物)、行縢(むかばき:鹿の夏毛で作られる)、射籠手(いごて:弦が袖に当たるのを防ぐ)は、ほぼ共通。
綾藺笠(あやいがさ:いぐさを編んで裏に布を張った笠)、騎射笠(きしゃがさ:竹を編んで漆塗りにしたもの)、後三年型侍烏帽子(ごさんねんがたさむらいえぼし)、太刀、前差し(まえざし)、弦巻(つるまき)、箙(えびら:矢を入れる容器)、物射沓(ものいぐつ:革製のくつ)等は、それぞれです。
鏑矢(かぶらや:先端に卵型で中が空洞の武具を付けたもの)を射ます。
高照神社馬場跡・笠懸(かさがけ)とは?
前後並んで2頭同時に駆けながら、流鏑馬の的より遠い位置にある(遠当て:とおあて)、1つの笠的を狙います。
大蟇目(おおひきめ)と呼ばれる、先端が大きい鏑矢(かぶらや:先端に卵型で中が空洞の武具を付けたもの)を使います。
高照神社馬場跡・馬上武芸(ばじょうぶげい)
▼長巻(ながまき)
大太刀(おおたち)から派生したもので、全体は約6~7尺(約180~210cm)が一般的なサイズ。
刀身が3尺(約90cm)と長く、柄(つか)は3~4尺(約90~120cm)、刀身と柄がほぼ同じ長さで、切っ先の反りが少ないのが特徴。
▼太刀(たち)
日本刀の中で、刀身が2~2.13尺(約60~80cm)、太刀緒(たちお:鞘に装着する紐)で腰から下げるもの。刃は下向きに腰に差します。
高照神社馬場跡・馬上武芸(騎射)
■連射
複数騎が次々と駆けだし、順々に1つの同じ的を狙います。
高照神社馬場跡・流鏑馬・笠懸・馬上武芸の始まりや由来、歴史、起源は?
高照神社に併設する、高岡の森弘前藩歴史館(たかおかのもりひろさきはんれきしかん)の整備に伴い馬場跡が復元(2018年から一般公開)され、翌2019年から毎年開催されるようになりました。
高照神社馬場跡・流鏑馬・笠懸・馬上武芸は、いつ行われるの?
毎年6月(日付は毎年変動する)に、1日2回同じ内容で行われます。
高照神社馬場跡の場所・住所(アクセスと駐車場)
青森県弘前市高岡神馬野87
▼自動車
東北自動車道大鰐弘前ICより約30分
専用無料駐車場があり、臨時駐車場も設けられ、旧百沢小からは送迎車が運行。
▼電車
JR奥羽本線弘前駅より車で約22分
弘南鉄道大鰐線中央弘前駅より車で約18分
▼バス
JR奥羽本線弘前駅より弘南バス「高岡」下車、徒歩約3分

