乗馬クラブの種類と現地見学で必ず確認すべきポイントとは?

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再度確認ですが「乗馬で何がしたいのか?」は、しっかりと決まっていますか?

何それ?という方は、失敗しない乗馬クラブの選び方で最も大事なポイントとは?を読んでから、この先を読み進めてください。

「何がしたいのか」という目的地が決まったら、そこへ辿り着く方法「どこで学ぶのか(乗馬クラブをどこにするのか)」が必要になるので、実際に見学に行きましょう。

乗馬クラブにはどんな種類(乗馬スタイル)があるの?

色んなスタイルがあるので到底全部は網羅出来ませんが、大きく分けると2種類+αとなります。

1、ブリティッシュ馬術メイン
オリンピック競技でもあるヨーロッパ式スタイルを教える場所。

2、ウエスタン馬術メイン
カウボーイから発展していったスタイルを教える場所。

最も多いのがブリティッシュ式になりますが、それぞれの乗馬クラブにより、レッスン内容や指導の方向性が大きく違う為、現地へ見学に行って確認が必須になります。

他にも、

・日本馬術メイン
流鏑馬(やぶさめ)、馬上武芸等を教える場所。

・ブリティッシュ&ウエスタン&+α

2つ以上のスタイルを教えていたり、厳密には定義してない緩やかなスタイルの乗馬クラブも存在しています。

乗馬クラブにはどんな種類のレッスンスタイルがあるの?

色んなレッスンスタイルがあるので到底全部は網羅出来ませんが、大きく分けると2種類+αとなります。

1対1のマンツーマン方式

説明不要ですが個別対応になるので、自分のレベルや希望に合わせて内容を決められます。

▼注意点
・当たり前ですが、インストラクターを独占する為、料金が高い傾向にあります。

自分と合わない場合に、担当指導者を変更出来るかが重要。

部班(ぶはん)方式

数頭のグループ(ある程度レベルが近い方)で行い、前の馬についていく形になる為、周りに合わせる必要があります。

▼メリット
多頭で行われる事が前提なので、料金が安い傾向にあります。

・レッスンがカリキュラムのように、テーマ毎に分かれてる場合が多く、例えば超初心者や走る(駈歩)等。

▼注意点
・レッスン場所が狭く頭数が多い場合、周囲のレベルによっては不完全燃焼で終わる場合があります。

一方向だけ(左回りだけ、右回りだけ等)でしか行われないレッスンの場合は、正直オススメ出来ません。馬も人間も左右のバランスが悪くなるだけで、広い場所に出たら何も出来ないからです。

・インストラクターの号令だけで馬が動いている場合があり、自分の指示で馬を動かしていなければ練習にはなりません。

マンツーマン・グループのハイブリット方式

レッスンを行う場所は同じで、数頭同時に別々の練習を行う良いとこどり。

乗馬クラブの現地見学で必ず確認すべきポイント

面倒に感じるかもしれませんが、比較対象がなければ判断が難しいので、最低でも2回以上、2か所以上の見学をオススメします。

もし自分に合わないと思い、他の乗馬クラブへ移ろうと考えた時に、多くの方を悩ます「入会金」の存在もあるので、「何がしたいのか」という、自分の目的が達成可能な場所なのかを、じっくりと比較検討してから決めましょう。

もちろん、自分が求める理想的な環境だと考えられれば、1回ちょっとだけ見学して決めても構いません。

馬を大切に扱っているかどうか

乗馬クラブなんだから、馬を大切に扱っているのは当然だと思うかもしれませんが、残念ながらそうでもありません。

乗馬クラブというビジネスを行う上での、単なる道具としか考えていない場所も、残念ながら実際に存在しています。酷使して壊れても、代わりはいくらでもいると言わんばかりです。

こういう場所で何が起こるかというと、ストレスを溜め込んだ馬の反乱です。

レッスン中にバンバン人を落とすようになったり、噛みついたり、動く事を拒否するようになったりします。

指導方針にもよりますが、レッスン中に動かなくなれば、鞭で叩きまくったり、かかとでお腹をボッコボコ蹴ったり、かかとに付ける金属の突起・拍車(はくしゃ)で、グリグリして無理矢理動かすように指示されたりもあります。

勝手に大切に扱っているものと思い込んでいると、疑いもしないので観察対象から外れてしまいます。結構大きな落とし穴なので要注意です。

馬を大切に扱っていないところは、当然にスタッフもお客さんも大切にしないので、ATM扱いされるのがオチ。後悔するだけなので、絶対に選んではいけません。

レッスン風景をよく観察する

最も大事なのがここで、どんな内容でどんな指導をしているのか、1回だけでなく複数回見学をすれば、雰囲気が掴めてくると思います。

指導者の言葉遣いや表情、レッスンを受けてる方の表情等、細かく観察しておきましょう。

さらに準備の段階や終わった後の感じも見ておくと、より雰囲気を掴みやすいと思います。

システムをしっかりと確認する

レッスン形態、予約の取り方、料金等、しっかりと把握しましょう。不明な部分がないように、分からなければ質問をしてクリアにしておきましょう。

ちゃんと予約が取れるのかは、非常に重要なポイントです。入会したものの中々予約が取れず、思っていたのと違ったという事態は避けましょう。

外から見て分からない部分も出来る限り把握する

レッスンを見たり、システムをスタッフに聞くだけでなく、すでに通ってる人の感想を聞くとリアルな姿が浮かんでくる場合もあるので、思い切って聞いてみるのもひとつの手です。

ただし、あくまで個人の感想なので参考程度にするか、複数人に聞いて同じ内容が返ってくる場合は、検討の余地があるかもしれません。

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