太宰府天満宮・神幸式大祭(読み方:だざいふてんまんぐう じんこうしきたいさい)は、福岡県太宰府市にある太宰府天満宮で、5日間にわたり毎年行われます。
秋分の日の前日(大祭2日目)に行われるお下りの儀は、太宰府天満宮から榎社(えのきしゃ)まで渡御し、秋分の日(大祭3日目)に行われるお上りの儀は、榎社から浮殿(うきどの)を経て太宰府天満宮へ戻ります。
神幸行列の先触れとなる、太鼓の「ドン」と鐘の「カン」という音から、別名どんかん祭りとも呼ばれています。
応募により稚児行列(お上り)へ、一般参加が可能。
太宰府天満宮・神幸式大祭お下りの儀・お上りの儀のルート
太宰府天満宮→駅前交差点→天神様通り→大宰府小入口交差点→新町通り→横町通り→五条交差点→どんかん道→榎社
※お上りの儀は逆の道順をたどり、浮き殿から天満宮へ還ります
太宰府天満宮・神幸式大祭お下りの儀・お上りの儀の編成
先払、稚児、大花車(お上りのみ)前導、権禰宜(ごんねぎ)、一ノ高張(以下、漢数字は高張)、五行高張、面鉾、幣帛(へいはく)、鉾、太鼓、鐘、二、旗(赤)3本、旗(白)3本、三、大榊、四、駒形、榊童、五、鉄杖、菊紋高張、御倫旨辛櫃、六、竹曲(たけのはやし)、獅子、七、弓、太刀、八、御剣辛櫃、九、鉄杖、真榊、禰宜、十、先払、箱堤灯、伶人、太鼓、赤丸、衛士、几帳、與長頭(よちょうがしら)、菅翳、與長(よちょう:神輿を担ぐ)、御神輿、錦蓋、金翳、菅翳、與長頭、赤丸、正大工、権大工、幕箱、祭具箱、十一、神馬、十二、宮司、十三、権宮司、十四、権禰宜、十五、権禰宜、旗、氏子会長、氏子役員、高張、飛梅講社、責任役員、大宰府市長、市議員、崇敬者総代、振興会
太宰府天満宮・神幸式大祭の始まりや由来、歴史、起源は?
菅原道真(すがわらのみちざね)公を偲び、1101年(康和3年:こうわ)に大宰権帥(だざいのごんのそち)・大江匡房(おおえのまさふさ)が始め、現在に至るそう。
太宰府天満宮神幸行事として、1976年(昭和51年)4月24日に、福岡県指定無形民俗文化財に登録されています。
太宰府天満宮・神幸式大祭は、いつ行われるの?
毎年秋分の日(9月22日・23日のいずれか)の2日前から9月25日(日付と期間は毎年変動する)に行われます。
太宰府天満宮・神幸式大祭・稚児行列(お上りのみ)への参加方法
9月1日~9月14日まで、天満宮社務所へ参加申込が出来ます。
※過去の参加費(詳しくは公式HPで確認してください)衣装代として1人2,000円がかかります。
横町から天満宮までを練り歩きます。
太宰府天満宮の場所・住所(アクセスと駐車場)
福岡県太宰府市宰府4−7−1
▼自動車
有明海沿岸道路三橋ICより約4分
専用無料駐車場があります。
▼電車
西日本鉄道太宰府線太宰府駅より徒歩約4分

