柴山八幡社ひょうたん祭り(読み方:しばやまはちまんしゃひょうたんまつり)は、大分県豊後大野市(ぶんごおおのし)にある柴山八幡社の霜月祭(しもつきまつり、通称がひょうたん祭り)で、毎年行われます。
見どころは、ひょうたん様に続く行列(柴山地区と高畑地区を結ぶ街道1kmを約2~3時間かけて練り歩く)と、その道を駆け抜ける流鏑馬(やぶさめ)です。
柴山八幡社ひょうたん祭り行列の編成
▼ひょうたん様
頭に2尺5寸(約76cm)の瓢箪を載せ、緋色の直垂(ひたたれ)、緋色の袴、長さ3尺5寸(約106cm)で約10㎏の巨大わらじを履き、榊(さかき)の杖、背中には太刀を背負い、肩から下げた大瓢箪(3升入り)から御神酒を振る舞いながら、介添え(かいぞえ)役が支えながら進みます。
▼清者さま(しょうじゃさま)
引立烏帽子(ひきたてえぼし:てっぺんを立てたえぼし)、白い鉢巻き、裃(かみしも)姿の清者さま(しょうじゃさま)
▼刀持ち、箱持ち、獅子舞、神楽、神輿
柴山八幡社ひょうたん祭り・流鏑馬とは?
矢を射るのではく、行列が練り歩いた道を、清者さま(引立烏帽子、白い鉢巻き、白装束)が馬に乗り7往復します。
柴山八幡社ひょうたん祭り・流鏑馬の始まりや由来、歴史、起源は?
1190年から1199年までの建久(けんきゅう)年間に始まり、現在に至るそう。
柴山八幡社のひょうたん祭として、1962年(昭和37年)2月27日に、大分県選択無形民俗文化財に登録されています。
柴山八幡社ひょうたん祭り・流鏑馬は、いつ行われるの?
毎年12月第1日曜日(日付は毎年変動する)に行われます。
柴山八幡社の場所・住所(アクセスと駐車場)
大分県豊後大野市千歳町柴山
▼自動車
中九州横断道路(犬飼千歳道路・千歳大野道路)千歳ICより約5分
専用無料駐車場があります。
▼電車
JR豊肥本線菅尾駅より車で約8分

