椋神社・御田植祭(読み方:むくじんじゃ おたうえさい)は、埼玉県秩父市にある椋神社で、毎年行われます。
境内を神田(しんでん)に見立て、氏子(うじこ)の代表12人の神部(かんべ:白丁(はくちょう)と呼ばれる白い装束を着て烏帽子姿で、田植えの所作や神事の進行する役割)が、田植唄や祝唄を歌いながら、竹で作られた鍬を使い、農作業を模擬的に行います。
椋神社・御田植祭の所作(2回行われます)
▼鍬起こし(くわおこし)
畑や田んぼの土を深く耕し、空気を含ませて土壌を改良する。
▼畦塗り(くろぬり)
田植え前に畦(あぜ)に泥を塗り、穴や亀裂を埋めて漏水を防ぐ。
▼代掻き(しろかき)
水田に水を張って土を細かく砕き、かき混ぜて土の表面を平らにする。
1回目は馬役の2人が竹を持って走りながら、もう1人が竹で地面を叩きながら追います。
2回目は、2頭の神馬(しんめ)が背中に布団を乗せ、御幣(ごへい:2本の紙垂(しで)を竹または木の幣串(へいぐし)に挟んだもの)を立てて走ります。
▼かっちき
干し草を田畑に敷き、肥料にします。
▼田ならし
田んぼの表面を平らにならす作業。
▼坪割り(つぼわり)
1坪(約3.3平方メートル)あたり、何株の稲を植えるかを決める作業。
作家老(さっかろう)役の2人が、竹を持ちサイズを測り、藁を置いていきます。
▼種まき
作家老役の2人が行います。
椋神社・御田植祭の始まりや由来、歴史、起源は?
833年(天長10年:てんちょう)に、日本書紀に演じられている記録があるそうです。
椋神社御田植祭として、2009年(平成21年)3月17日に、埼玉県指定無形民俗文化財に登録されています。
椋神社・御田植祭は、いつ行われるの?
毎年3月第1日曜日(日付は毎年変動する)に行われます。
椋神社の場所・住所(アクセスと駐車場)
埼玉県秩父市蒔田2842
▼自動車
皆野秩父バイパス秩父小柱ICより約5分
専用駐車場はありません。
▼電車
秩父鉄道秩父本線大野原駅より車で約10分
▼バス
秩父鉄道秩父本線秩父駅より西武バスG小鹿野車庫行き「府坂入口」下車、徒歩約2分

