山口の警固祭り(読み方:やまぐちのけいごまつり)は、愛知県瀬戸市(せとし)で、山口八幡社(やまぐちはちまんしゃ)の例祭として、毎年行われます。
馬の背に標具(だし:銀鷹の矢(ぎんようのや)9本)を乗せ、棒の手隊と火縄銃を持った鉄砲隊が守りながら山口地域内を練り歩き、各所で火縄銃を発砲し、山口八幡社へ奉納します。
9本の銀鷹の矢は、武田信玄家臣である山田信濃守(やまだしなののかみ)が、猿投山(さなげやま)を愛馬で登った際に大蛇に襲われ、10本の銀鷹の矢のうち1本を放ち退治したものの、毒気に侵され亡くなったという伝承が元になっているそう。
山口八幡社境内では、立てこみと呼ばれる、人馬が疾走する姿が見られます。
山口の警固祭りの始まりや由来、歴史、起源は?
1862年(文久2年:ぶんきゅう)に、猿投神社(さなげじんじゃ)祭礼へ献馬奉納する合宿と呼ばれる一団への参加が確認されているそうですが、詳しくは分かりませんでした。
山口の警固祭りとして、2003年(平成15年)2月7日に、瀬戸市無形民俗文化財に登録されています。
山口の警固祭りは、いつ行われるの?
毎年10月第2日曜日(日付は毎年変動する)に行われます。
山口の警固祭りの場所・住所(アクセスと駐車場)
愛知県瀬戸市山口地区
▼自動車
東海環状自動車道せと赤池ICより約6分
猿投グリーンロード八草ICより約5分
▼電車
愛知環状鉄道線山口駅より徒歩約6分
山口八幡社の場所・住所(アクセスと駐車場)
愛知県瀬戸市八幡町3−3
▼自動車
東海環状自動車道せと赤池ICより約7分
猿投グリーンロード八草ICより約5分
▼電車
愛知環状鉄道線山口駅より徒歩約4分