淀姫神社志佐くんち・流鏑馬神事(読み方:よどひめじんじゃしさくんち やぶさめしんじ)は、長崎県松浦市にある、淀姫神社の志佐くんち(例大祭)で、毎年行われます。
馬上から的を弓で射る射手(いて)は、淀姫神社前の国道204号を挟んだ敷地に設けられた、長さ約100mの直線馬場(ばば)を駆け抜けながら、3つの板的を狙います。
馬は1頭だけの為、2人の射手は3回ずつ走った後、乗り替わって行います。1走目は鏃(やじり)が付いていない矢を用い、2走目からは鏃のついた矢を射ます。
ネムノキで作られた板的は、各地区ごとに作成され、奉納されます。
馬場の両側には埒(らち)が設けられ、進行方向の左側に的があり、的側は男埒(おらち)と呼び、反対側は女埒(めらち)と呼びます。
淀姫神社志佐くんち・流鏑馬神事の服装
引立烏帽子(ひきたてえぼし:てっぺんを立てたえぼし)、白い鉢巻き、狩衣、籠手(いごて:弦が袖に当たるのを防ぐ)
淀姫神社志佐くんち・流鏑馬神事の始まりや由来、歴史、起源は?
1088年(寛治2年:かんじ)には行われていたそうですが、起源は定かではないそうです。
淀姫神社の流鏑馬として、2009年(平成21年)9月30日に、松浦市無形民俗文化財に登録されています。
淀姫神社志佐くんち・流鏑馬神事は、いつ行われるの?
毎年10月26日に行われます。
淀姫神社の場所・住所(アクセスと駐車場)
長崎県松浦市志佐町浦免632
▼自動車
西九州自動車道松浦ICより約3分
専用無料駐車場があります。
▼電車
松浦鉄道西九州線松浦駅より徒歩約7分
流鏑馬はこちら