瀬門神社・馬駈神事(読み方:せもんじんじゃ うまかけしんじ)は、愛知県西尾市にある、瀬門神社の例祭で、毎年行われます。
西尾市吉良町(きらちょう)3地区「駮馬(まだらめ)・寺嶋(てらじま)・瀬戸」それぞれから、飾り馬が奉納されます。
県指定有形文化財(工芸)に指定されている、螺鈿(らでん:貝を使った装飾)や蒔絵(まきえ)が施された鞍、加賀象嵌(かがぞうがん)の鐙(あぶみ)に加え、頭につける面懸(おもがい)、胸につける胸懸(むながい)、お尻につける尻懸(しりがい)、障泥(革製の泥除け)で飾られます。
馬上には裃(かみしも:和服における男子の正装で、袖なしの肩衣(かたぎぬ)と袴(はかま)が、同じ生地で作られたもの)姿に、花笠をかぶった若者が乗り、法被(はっぴ)姿の若者2人が口取り(くちとり:馬の口をとって誘導)し、神社脇にある直線約120mを駈けます。
瀬門神社・馬駈神事の始まりや由来、歴史、起源は?
途絶えていたものが、1981年(昭和56年)に復活し、現在に至るそう。
瀬門神社・馬駈神事は、いつ行われるの?
毎年10月第3日曜日(日付は毎年変動する)に行われます。
瀬門神社の場所・住所(アクセスと駐車場)
愛知県西尾市吉良町瀬戸宮西1
▼自動車
名豊道路岡崎バイパス幸田桐山ICより約13分
専用無料駐車場(数台分)があります。
▼電車
名古屋鉄道西尾線上横須賀駅より車で約7分