焼津神社大祭・神輿渡御行列とは?

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焼津神社大祭・神輿渡御行列(読み方:やいずじんじゃたいさい みこしとぎょぎょうれつ)は、静岡県焼津市にある焼津神社の大祭(通称:荒祭:あらまつり)で、2日間にわたり毎年行われます。

2日目に焼津神社社から、市内に4カ所ある御旅所(おたびしょ)を回りながら、午前10時から午後11時頃までかけて、市内を練り歩きます。

応募により一般参加が可能

焼津神社大祭・神輿渡御行列順序

太鼓→獅子木遣り(ししきやり、雄・雌)→行列先警固→警固(けいご)→神饌唐櫃(しんせんからひつ)→門鉾(もんぼこ)→御幣(おんべ)→金幣(かなおんべ)→剣鉾→御鉢割(おはちわり)→御旗→御鏡→大榊(おおさかき)→猿田彦(さるたひこ)→御楯→御弓→御太刀→四神旗→御手箱→柊鉾(ひいらぎぼこ)→真榊(まさかき)→一本御幣(いっぽんおんべ)→御神楽(おかぐら)→二本御幣(にほんおんべ)→警固→御笛→警固→輿付警固(こしつきけいご)→輿舁(こしかき)→神輿(さきごし)→輿舁→輿付警固→輿舁→神輿(あとごし)→輿舁→神社総代→神職→御神子(いちっこ)→御供捧(おんくささげ)→流鏑馬(やぶさめ)→一般供奉員

焼津神社大祭・神輿渡御行列のルート

ルートは変更になる場合があるので参考程度に。

焼津神社→日本武尊御沓脱之旧跡→青島焼津街道→新みなと通り→本町3丁目交差点→浅草通り→青島焼津街道→神武通り→青島焼津街道→中央通り→田子の橋→八雲通り→南御旅所→けやき通り→八雲通り→北御旅所→魚市場御旅所→新みなと通り→市役所前→昭和通り→青島焼津街道→焼津御旅所→焼津神社

焼津神社大祭・神輿渡御行列・御神子神事とは?

御神子神事(いちっこしんじ)は、4カ所目の焼津御旅所で御旅所祭が行われた後、先触れ太鼓、提灯に続いて焼津御旅所前の通りを2回半、引き馬(ひきうま:ひとが引く)で駆け抜けます。

御神子は神役の1つで、紙垂(しで)がついた赤い冠、千早(ちはや:神事の際に巫女が着る装束)、緋色の袴姿で小学生の女子が務めます。

焼津神社大祭・神輿渡御行列・流鏑馬神事とは?

流鏑馬神事(やぶさめしんじ)は、御神子神事が終わった後、同じ場所を3回引き馬で駆け抜けます。

1走目は御神矢(ごしんや)を掲げ、2走目は弓を掲げ、3走目は駆け抜けるのみ。

焼津神社大祭・神輿渡御行列・流鏑馬神事の服装

綾藺笠(あやいがさ:いぐさを編んで裏に布を張った笠)、鎧直垂(よろいひたたれ:鎧の下に着る着物)、行縢(むかばき:鹿の夏毛で作られる)、射籠手(いごて:弦が袖に当たるのを防ぐ)、太刀、前差し(まえざし)、弦巻(つるまき)、箙(えびら:矢を入れる容器)、物射沓(ものいぐつ:革製のくつ)

焼津神社大祭・神輿渡御行列の始まりや由来、歴史、起源は?

江戸時代から行われているそうですが、詳しくは分かりませんでした。

焼津神社大祭・神輿渡御行列は、いつ行われるの?

毎年8月13日(祭り2日目)に行われます。

焼津神社大祭・神輿渡御行列への参加方法

6月上旬から、応募フォームで参加申し込みが出来ます。応募多数の場合は抽選や役の調整をする場合があるそう。

※過去の募集人数と参加費(詳しくは公式HPで確認してください)

■子供神役(こどもじんやく)
御太刀、御弓(各8名)、御楯(9名)、金御幣(8名)小学生が対象(性別不問)

参加費は1,000円+貸出し衣装のクリーニング代(自己負担)

個人で用意する物:肌着、下着、烏帽子(えぼし)用ひも、さらし、手甲(てっこう)、脚絆(きゃはん)、足袋、草鞋(わらじ)、昼食

■獅子木遣り(ししきやり)静岡県指定無形民俗文化財
獅子頭から長い幕が後方に伸びていて、それを持つ幕持ち役。

練習(複数回有り)に参加可能で、市内約8kmを歩ける、小学生以下の女子が対象。小学3年生以下は保護者同伴。

参加費は1,000円+貸出し衣装のクリーニング代(自己負担)

個人で用意する物:肌着、下着、足袋、草履(ぞうり)、扇子、手ぬぐい、昼食

焼津神社の場所・住所(アクセスと駐車場)

静岡県焼津市焼津2−7−2

▼自動車
東名高速道路焼津ICより約6分

専用無料駐車場があります。

▼電車
JR東海道本線焼津駅より徒歩約14分

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