吉備津彦神社秋季大祭・流鏑馬神事(読み方:きびつひこじんじゃしゅうきたいさい やぶさめしんじ))は、岡山県岡山市にある吉備津彦神社の秋季大祭で、毎年行われます。
馬上から的を弓で射る射手(いて)は、随神門(ずいじんもん)の外の参道に設けられた長さ約200m特設直線馬場(ばば)を駆け抜けながら、2つの的を狙います。
風水の災いを防ぐ為、風の神とされる靏島神社(つるしまじんじゃ)、水の神とされる亀島神社(かめしまじんじゃ)の方角に的が置かれ、矢を射ます。/p>
馬場の両側には埒(らち)が設けられ、進行方向の左側に的があり、的側は男埒(おらち)と呼び、反対側は女埒(めらち)と呼びます。
吉備津彦神社秋季大祭・流鏑馬神事の服装
▼引立烏帽子(ひきたてえぼし:てっぺんを立てたえぼし)、白い鉢巻き、白装束
▼綾檜笠(あやひがさ:いぐさを編んで裏に布を張った笠)、鎧直垂(よろいひたたれ:鎧の下に着る着物)、行縢(むかばき:鹿の夏毛で作られる)、射籠手(いごて:弦が袖に当たるのを防ぐ)、太刀、弦巻(つるまき)
吉備津彦神社秋季大祭・流鏑馬神事の始まりや由来、歴史、起源は?
1342年(康永元年:こうえい)の文書に記載がある為、それ以前から行われているようで、現在に至るそう。
吉備津彦神社流鏑馬神事として、1972年(昭和47年)3月24日に、岡山市指定無形民俗文化財に登録されています。
吉備津彦神社秋季大祭・流鏑馬神事は、いつ行われるの?
毎年10月第3日曜日(祭り2日目、日付は毎年変動する)に行われます。
吉備津彦神社の場所・住所(アクセスと駐車場)
岡山県岡山市北区一宮1043
▼自動車
山陽自動車道吉備スマートIC より約11分
山陽自動車道岡山ICより約19分
専用無料駐車場があります。
▼電車
JR吉備線備前一宮駅より徒歩約4分
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