猪名部神社大祭・大社祭馬曳き神事とは?

sokaijoba

猪名部神社大祭・大社祭馬曳き神事(読み方:いなべじんじゃたいさい おやしろまつりうまひきしんじ)は、三重県員弁郡東員町(いなべぐんとういんちょう)にある猪名部神社の春の大祭で、2日間にわたって毎年行われます。

北大社(きたおおやしろ)、南大社(みなみおおやしろ)、長深(ながふけ)、松之木地区から、1人ずつ選ばれた乗り子が馬に乗り、猪名部神社周辺を練り歩きます。

北大社と南大社を繋ぐ、大社橋を渡る神霊渡御(しんれいとぎょ)を行い、上げ馬を行っていた力坂(ちからざか)への上げ坂参り(あげざかまいり)、神社の方向へ向かって矢を放つ弓打ちが行われ、猪名部神社へ戻り、お手打ち式が行われます。

猪名部神社大祭・大社祭馬曳き神事、乗り子の服装

花笠、腹帯、袴、矢箱、飾り鞭

花笠は各地区により決まりがあり、北大社は菖蒲、南大社は鳳凰、長深は牡丹、松之木は松となってます。

猪名部神社大祭・大社祭馬曳き神事の始まりや由来、歴史、起源は?

1192年(建久3年:けんきゅう)、大木城主・員弁三郎行綱(いなべさぶろうゆきつな)が、青少年の士気を高めるために、流鏑馬(やぶさめ)の神事を奉納したのが始まりだそう。

猪名部神社大祭・大社祭馬曳き神事は、いつ行われるの?

毎年4月第1日曜日(祭り2日目、日付は毎年変動し、1・2日にあたる場合は翌週になる)に行われます。

猪名部神社の場所・住所(アクセスと駐車場)

三重県員弁郡東員町北大社797

▼自動車
東名阪自動車道桑名ICより約12分
東海環状自動車道東員ICより約5分

専用無料駐車場はありません。

▼電車
三岐鉄道北勢線東員駅より車で約4分、徒歩約17分

-三重県の馬の祭り・神事, 日本の馬の祭り・神事