浅間神社祭典・藤琴豊作踊りとは?

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浅間神社祭典・藤琴豊作踊り(読み方:あさまじんじゃさいてん ふじことほうさくおどり)は、秋田県山本郡藤里町(やまもとぐんふじさとまち)にある浅間神社の祭典で、2日間に渡って毎年行われます。

見どころは駒踊り(こまおどり)で、上若郷土芸能保存会(かみわかきょうどげいのうほぞんかい)、志茂若郷土芸術会(しもわかきょうどげいじゅつかい)の2団体が、藤琴地区内の各地で披露します。

駒踊りは、はちまき、鎧(両肩には羽または袖と呼ばれる飾り)、手甲、駒(馬)の頭をつけた木枠の中に入り、手綱の先に金属の板を通した鳴り物である蛇金(じゃがね)を左右に持ち(これをぶつけて音を出します)、幟(のぼり)をつけ、囃子に合わせて踊ります。2団体で衣装のデザインが異なります。

藤琴豊作踊りの流れ

動く度に肩の羽を跳ね上げて、顔にぶつけるのが特徴で、2団体で若干踊りの形で違うようですが、上若郷土芸能保存会の方で見ていきましょう。

三番叟(さんばそう)

東西、三番叟頼む!の掛け声で始まります。

2列で向き合い、右脚を上げて踏み込み肩を跳ね上げ、左回転で後ろを向き肩を跳ね上げ、右回転で正面へ、逆回転で同じ動作をして横を向きます(列ごとに逆方向)。

右脚を上げて跳ねながら肩を跳ね上げ(×3)、左回転でさっきと反対方向を向き、左脚を上げて跳ねながら肩を跳ね上げます(×2)。

中央を向き飛び跳ねながら、中央で向き合いステップ、ステップしながら離れ、2ステップ。これを2回繰り返します。

岡崎(おかざき)

東西、岡崎頼む!の掛け声で始まります。

2列で向き合い、右脚を上げて踏み込み、肩を跳ね上げながら右脚を前に上げて左脚の前へ交差しステップ、左脚を前に上げて右脚の前へ交差しステップ、右脚を前に上げて左脚の前へ交差してから前に出し前へステップ、戻りながら右脚を上げてステップ(×2)。

左脚を上げて前へ2ステップ、中央で向き合いその場で左右のステップし離れます。その場で肩を跳ね上げながら左右の脚を交互に上げステップ(×3)、右脚を上げてステップしたら前から外側へ向けて後ろまで回します。これを2回繰り返す。

肩を跳ね上げながら右脚を前に上げて左脚の前へ交差しステップ、左脚を前に上げて右脚の前へ交差しステップ、右脚を前に上げて左脚の前へ交差してから前に出し前へステップ、戻りながら右脚を上げてステップ(×2)。

左脚を上げて前へ2ステップ、中央で向き合いその場で左右のステップし離れます。その場で肩を跳ね上げながら左右の脚を交互に上げステップ(×3)、右脚を上げてステップしたら前から外側へ向けて後ろまで回します。これを2回繰り返す。

肩を跳ね上げながら右脚を前に上げて左脚の前へ交差しステップ、左脚を前に上げて右脚の前へ交差しステップ、右脚を前に上げて左脚の前へ交差してから前に出し前へステップ(×2)。

五拍子(ごひょうし)

東西、五拍子頼む!の掛け声で始まります。

2列で向き合い、右脚を上げて踏み込み、肩を跳ね上げながら右脚を前に上げて左脚の前へ交差しステップ、左脚を前に上げて右脚の前へ交差しステップ(×3)、右脚を前に上げて左脚の前へ交差してから前に出し前へステップ、戻りながら右脚を上げてステップ。これを2回繰り返す。

中央へ向けてステップしながら交差して列を入れ替わったら、右脚を前に上げて左脚の前へ交差しステップ、左脚を前に上げて右脚の前へ交差しステップ、右脚を前に上げて左脚の前へ交差してから前に出し前へステップ。

戻りながら右脚を前に上げて左脚の前へ交差しステップ、左脚を前に上げて右脚の前へ交差しステップ(×3)、右脚を前に上げて左脚の前へ交差してから前に出し前へステップ、左回転で内側を向きます。これを2回繰り返す。

元の位置に戻ったら、肩を跳ね上げながら右脚を前に上げて左脚の前へ交差しステップ、左脚を前に上げて右脚の前へ交差しステップ(×3)、右脚を前に上げて左脚の前へ交差してから前に出し前へステップ、左回転で内側を向きます。

右脚を前に上げて左脚の前へ交差しステップ、左脚を前に上げて右脚の前へ交差しステップ、右脚を前に上げて左脚の前へ交差してから前に出し前へステップ(×2)。

乗り戻し(のりもどし)

東西、乗り戻し頼む!の掛け声で始まります。

2列で向き合い、右脚を上げて踏み込み、肩を跳ね上げながら右脚を前に上げて左脚の前へ交差しステップ、左脚を前に上げて右脚の前へ交差しステップ(×3)、右脚を前に上げて左脚の前へ交差してから前に出し前へステップ、戻りながら右脚を上げてステップ。これを2回繰り返す。

左脚を上げて前へ2ステップ、中央で向き合いその場で左右のステップし離れます。肩を跳ね上げながら右脚を前に上げて左脚の前へ交差しステップ、左脚を前に上げて右脚の前へ交差しステップ(×5)、右脚を前に上げて左脚の前へ交差してから前に出し前へステップ、戻りながら右脚を上げてステップ。

左脚を上げて前へ2ステップ、中央で一列になり、その場で左右のステップし離れます。肩を跳ね上げながら右脚を前に上げて左脚の前へ交差しステップ、左脚を前に上げて右脚の前へ交差しステップ(×5)、右脚を前に上げて左脚の前へ交差してから前に出し前へステップ、戻りながら右脚を上げてステップ。

左脚を前に上げて右脚の前へ交差しステップ、右脚を前に上げて左脚の前へ交差してから前に出し前へステップ。左脚を上げて前へ2ステップ、中央で向き合いその場で左右のステップし離れます。

肩を跳ね上げながら右脚を前に上げて左脚の前へ交差しステップ、左脚を前に上げて右脚の前へ交差しステップ(×5)、右脚を前に上げて左脚の前へ交差してから前に出し前へステップ、戻りながら右脚を上げてステップ。

左脚を前に上げて右脚の前へ交差しステップ、右脚を前に上げて左脚の前へ交差してから前に出し前へステップ。

膝折り(ひざおり)

東西、膝折り頼む!の掛け声で始まります。

2列で向き合い、右脚を上げて踏み込み、肩を跳ね上げながら右脚を前に上げて左脚の前へ交差しステップ、左脚を前に上げて右脚の前へ交差しステップ(×3)、右脚を前に上げて左脚の前へ交差してから前に出し前へステップ、戻りながら右脚を上げてステップ。これを2回繰り返す。

左脚を前に上げて右脚の前へ交差しステップ、右脚を前に上げて左脚の前へ交差してから前に出し前へステップ、戻りながら右脚を上げてステップ(×2)。右・左と前にステップし、右脚を前に出して屈み、中央で向かい合い離れます。ここまでを2回繰り返す。

右脚を前に上げて左脚の前へ交差しステップ、左脚を前に上げて右脚の前へ交差しステップ、右脚を前に上げて左脚の前へ交差してから前に出し前へステップ。

直乗り(ちょくのり)

東西、直乗り頼む!の掛け声で始まります。

2列で向き合い、右脚を上げて踏み込み肩を跳ね上げ、左回転で後ろを向き、肩を跳ね上げ右回転で正面へ、逆回転で同じ動作をして右回転で横を向きます。

肩を跳ね上げながら右脚を前に上げて左脚の前へ交差し2ステップ、左回転で逆方向を向きます。肩を跳ね上げながら左脚を前に上げて右脚の前へ交差し2ステップし、右回転で正面を向きます。

左脚を前に上げて右脚の前へ交差しステップ、右脚を前に上げて左脚の前へ交差してから前に出し前へステップ、戻りながら右脚を上げてステップ(×2)。

肩を跳ね上げながら右ステップ、左ステップ(×3)、右脚で前にステップ、戻りながら左回転で後ろを向き、肩を跳ね上げ右回転で正面を向く。ここまでを2回繰り返す。

右回転で後ろを向き、肩を跳ね上げ左回転で正面へ。

むじり

東西、むじり頼む!の掛け声で始まります。

2列で向き合い、右脚を上げて踏み込み肩を跳ね上げ、左回転で後ろを向き肩を跳ね上げ、右回転で正面へ(×2)。

中央へ飛び跳ねながら、中央で向き合いその場で左右のステップし離れます。左回転で後ろを向き右回転で正面へ(×2)。

右脚を上げて中央へ2ステップして向き合い、右脚を前方へ下ろしながら、左方向へ身体を勢いよく振りながら半回転、右回転で反対側を向き離れます。左回転で後ろを向き、右回転で正面へ。

左脚を上げて中央へ2ステップして向き合い、その場で左右のステップし離れます。左回転で後ろを向き右回転で正面へ(×2)。

右脚を上げて中央へ2ステップして向き合い、右脚を前方へ下ろしながら、左方向へ身体を勢いよく振りながら半回転、右回転で反対側を向き離れます。左回転で後ろを向き右回転で正面へ。

相乗り(あいのり)

東西、相乗り頼む!の掛け声で始まります。

2列で向き合い、その場で右・左とステップし、右脚を上げて踏み込み肩を跳ね上げ、左・右と片脚ずつステップし、右脚を前から外側へ回しながら後ろへ(×2)。

その場で右・左とステップ、肩を跳ね上げ右・左と横へステップ(×3)、中央へ右・左とステップし左回転で横向きになり、右脚を上げたまま2ステップし、前へステップ。戻りながら左脚を上げたまま2ステップし、前へステップ。

右・左・右と片脚ずつステップし、右脚を前から外側へ回しながら後ろへ、その場で右・左とステップ(×2)。肩を跳ね上げ右・左と横へステップ(×3)前へステップし左回転で横向きになります。

右脚を上げたまま2ステップし、前へステップ。戻りながら左脚を上げたまま2ステップし、前へステップ。右・左・右と片脚ずつステップし、右脚を前から外側へ回しながら後ろへ、その場で右・左とステップ(×2)。

肩を跳ね上げ右・左と横へステップ(×3)前へステップ。

浅間神社祭典・藤琴豊作踊りの始まりや由来、歴史、起源は?

1602年(慶長7年:けいちょう)に、佐竹義宣(さたけよしのぶ)が常陸(ひたち:現茨城県)から出羽(でわ:現山形県と秋田県)へ領地替えとなった道中に、家臣が演じたのが始まりだそう。

藤琴(志茂若 上若)豊作踊として、1964年(昭和39年)11月17日に、秋田県指定無形民俗文化財に登録されています。

浅間神社祭典・藤琴豊作踊りは、いつ行われるの?

毎年9月7日・8日に行われます。

浅間神社の場所・住所(アクセスと駐車場)

秋田県山本郡藤里町藤琴馬坂3

▼自動車
秋田自動車道二ッ井白神ICより約15分、蟹沢ICより約19分

専用無料駐車場があります。

▼電車
JR奥羽本線二ッ井駅より車で約13分

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