チャグチャグ馬コとは?

sokaijoba

岩手県チャグチャグ馬コ(読み方:ちゃぐちゃぐうまっこ)は、岩手県滝沢市にある鬼越蒼前神社(おにこしそうぜんじんじゃ)から、盛岡市にある盛岡八幡宮(もりおかはちまんぐう)まで行進する祭りで、毎年行われます。

馬の色鮮やかな装束(しょうぞく)と、装束に着けられた沢山の鈴が、歩くたびに「チャグチャグ」と鳴る音を響かせながら、14~15㎞を4~5時間かけて行進

1996年(平成8年)、環境庁(現・環境省)の「残したい日本の音風景100選」に「チャグチャグ馬コの鈴の音」として、選定されています。

馬1頭に引き手が2人、付き添い1人、背中に乗れるのは基本的に子供だけで1人。

チャグチャグ馬コの始まりや由来、歴史、起源は?

田んぼに水を張り、土を細かく砕いてかき混ぜ、表面を平らに整える代かき(しろかき)を終え、田植えが終わった後、農作業を手伝ったてくれた馬を連れ、鬼越蒼前神社へ無病息災祈願を行ったのが起源(江戸時代頃)と言われています。

チャグチャグ馬コは、1978年(昭和53年)1月31日に、記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財(文化庁)に登録されています。

チャグチャグ馬コの服装(装束)

参勤交代の大名行列の後方で荷物を運ぶ馬に着せていた、小荷駄装束(こにだしょうぞく)の流れを汲んでいるそうで、麻の手編みに加え地域の染料を使い、手作り仕上げなんだそう。

・鞍(くら)
・ふたのぶとん(鞍に乗せる飾りがついたふとん)
・真鍮(しんちゅう)製の鳴り輪
・胸懸(むながい:鞍を固定する為に胸につける緒)
・鞦(しりがい:鞍から尻にかける緒)
・首よろい(くびのところにつける)
・まびさし(額を覆う部分)
・鼻かくし
・耳袋(みみぶくろ)
・はづな(手綱)
・面懸(おもがい:くつわを固定する為に頭にかける緒)
・吹き流し(垂れ幕)

装束には、数多くの鈴や、まんじゅう(丸い装飾)の装飾が施されていて、着付けの順番にもしきたりがあります。

引き手・乗りての服装

▼男性
全て黒色で、腹掛け(胸当て付きのエプロンみたいなもの)、乗馬ズボン、腕さし(腕カバー)、地下足袋(じかたび:ゴム底がついたもの)、はんてん。

豆絞りの手ぬぐい(白地に紺の水玉模様)の、鉢巻を着用するルール。

▼女性
岩手県雫石町(しずくいしちょう)の「あねっこ(年頃の女の子という意味だそう)」が着ていたという、「あねっこ衣装」を着用します。

絣(かすり:模様がかすれて見える織物)の着物、黄色の帯、黒のももひき、白い足袋、草履、手甲、頭に豆絞りの手ぬぐい、赤いぼんぼりの付いた編み笠。

チャグチャグ馬コは、いつ行われるの?

毎年6月第2土曜日(日付は毎年変動する)に行われます。

チャグチャグ馬コのルート

※開催年によって若干変更もある為、参考程度に。

鬼越蒼前神社→滝沢市役所→滝沢市商工会館→盛岡少年院→青山町盛岡ふれあい覆馬場プラザ前通り→天昌寺交差点→館坂交差点→夕顔瀬橋→材木町商店街→旭橋→盛岡駅→開運橋→大通三丁目→大通一丁目→桜山神社→本町通一丁目→中の橋→もりおか啄木・賢治青春館→八幡町→盛岡八幡宮

鬼越蒼前神社の場所・住所(アクセスと駐車場)

岩手県滝沢市鵜飼外久保100−3

▼自動車
東北自動車道滝沢中央スマートICより約5分

▼電車
JR東北新幹線・秋田新幹線・田沢湖線・山田線、いわて銀河鉄道線、盛岡駅より車で約17分

※専用駐車場はありますが、祭りの時は使用出来なくなります。

▼バス
JR東北新幹線・秋田新幹線・田沢湖線・山田線、いわて銀河鉄道線、盛岡駅より岩手県交通バス青山町線「上鵜飼」下車、徒歩約22分

盛岡八幡宮の場所・住所(アクセスと駐車場)

岩手県盛岡市八幡町13−1

▼自動車
東北自動車道盛岡ICより約20分

▼電車
JR東北新幹線・秋田新幹線・田沢湖線・山田線、いわて銀河鉄道線、盛岡駅より車で約14分

専用駐車場はありますが、周辺にも有料駐車場・コインパーキングがあります。

▼バス
JR東北新幹線・秋田新幹線・田沢湖線・山田線、いわて銀河鉄道線、盛岡駅より岩手県交通バス厨川中央線「八幡宮前」下車すぐ

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