楠公武者行列とは?

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楠公武者行列(読み方:くすのきこうむしゃぎょうれつ)は、兵庫県神戸市中央区にある、湊川神社(みなとがわじんじゃ)の御神幸(ごじんこう)で、5・6年に一度行われます。

湊川神社を出発、ハーバーランドを経由し、湊川公園まで市内を巡り帰還するまで、3時間以上かけて行列します。

行列には一般参加が可能

楠公武者行列の構成

▼前陣武者列(ぜんじんむしゃれつ)
鉄杖、大麻(おおぬさ)、社号旗(しゃごうき)、猿田彦、前駆兵(ぜんくへい)、列奉行、先駆、錦旗、菊池武吉(きくちたけよし)・江田高次(えだたかつぐ)・伊藤義和(いとうよしかず)・箕浦朝房(みのうらあさふさ)・岡田友治(おかだともはる)・矢尾政春(やおまさはる)・和田正隆(わだまさたか)、神宮寺正師(じんぐうじまさもろ)武者、正行(まさつら)公、将前兵(しょうぜんへい)、菊水旗(きくすいき)、大将、副将、橋本正員(はしもとまさかず)・冨田正武(とみたまさたけ)・恵美正遠(えみまさとお)・河原正次(かわはらまさつぐ)・宇佐美正安(うさみまさやす)・三石行隆(みついしゆきたか)・安西正光(あんざいまさみつ)・南江正忠(みなみえまさただ)武者、女房、兵士、押侍(おしざむらい)

▼神幸列・本社(じんこうれつ ほんしゃ)
鉄杖、道楽太鼓、一鼓(いっこ)、荷鉦鼓(にないしょうこ)、伶人(れいじん)、切麻・散米(きりぬさ・さんまい)、御輿、宮司

▼神幸列・甘南備神社(じんこうれつ かんなびじんじゃ)
社号旗、童(武者・侍女)、葱華輦(そうかれん)、神職、供奉員(ぐぶいん)、稚児(ちご)

楠公武者行列のルート

ルートは変更になる場合があるので参考程度に。

湊川神社→多聞通り→元町通6丁目→ハーバーロード→ハーバーランド→湊小学校前→東川崎→福原線→湊川公園(御旅所:おたびしょ)→新開地→湊川神社

楠公武者行列の始まりや由来、歴史、起源は?

1872年(明治5年)に創建され、1874年(明治7年)に神輿渡御(みこしとぎょ)が行われ、騎馬武者が神輿に供奉したことが始まりだそう。

昭和40年までは、毎年行われてたいたそうですが、中断をはさみ2002年(平成14年)からは、5・6年に一度行われています。

楠公武者行列は、いつ行われるの?

5月25日前後(日付は変動する)に行われます。

楠公武者行列への参加方法

応募フォーム、FAX、メールで参加申し込みが出来ます(基本は先着順)。

※過去の募集役柄と人数、参加費は参考価格(詳しくは公式HPで確認してください)

▼騎馬(18歳以上、300,000円)
騎馬十六武者(16名)、騎馬兵(列奉行・錦旗・菊水旗、各1名)、騎馬女房(被衣姿:かづきすがた・市女笠姿:いちめがさすがた、各1名)

▼歩卒(18歳以上)
・将前兵・押侍(各1名、80,000円)
・前駆兵・先駆(各1名、50,000円)
・兵士(6名、30,000円)
・口取兵(5名、20,000円)
・武者旗差(23名、10,000円)

▼その他諸役(15歳以上)
・鉄杖(4名、20,000円)
・社号旗(16名、10,000円)
・太鼓舁人(たいこかきと)・鉦鼓舁人(しょうこかきと)(4名・2名、5,000円)
・大麻・切麻散米(各2名、10,000円)

▼童・稚児
・大将童・宮司童(10~15歳、各1名、20,000円)
・童(武者・侍女)(10~17歳、男女各20名、20,000円)
・稚児(人力車)(3~9歳、10名、100,000円)

湊川神社の場所・住所(アクセスと駐車場)

兵庫県神戸市中央区多聞通3−1−1

▼自動車
阪神高速3号神戸線京橋ランプより約13分、柳原ランプより約10分

※当日、専用駐車場は使えません。

▼電車
JR東海道本線・山陽本線神戸駅より徒歩約5分
阪神・阪急神戸高速線高速神戸駅より徒歩約1分
市営地下鉄山手線大倉山駅より徒歩約3分
市営地下鉄海岸線ハーバーランド駅より徒歩約6分

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