寄居北條まつり(読み方:よりいほうじょうまつり)は、埼玉県大里郡寄居町で、毎年行われます。
1590年(天正18年:てんしょう)、豊臣秀吉の小田原攻めの際、前田利家(まえだとしいえ)、上杉景勝(うえすぎ かげかつ)が率いる5万人の豊臣勢を、北条氏邦(ほうじょううじくに)が鉢形城(はちがたじょう)に陣取り、3,500人の兵力で1か月ほど攻防を繰り広げた戦いを再現しているそう。
武者隊パレードが、中央通り線から玉淀河原(たまよどかわら)まで行列し、北条・豊臣軍に分かれ攻防戦が行われます。
寄居北條まつり・武者隊パレード編成
▼北条軍
北条安房守氏邦(ほうじょうあわのかみうじくに)、諏訪部遠江守(すわべとうとうみのかみ)、井上三河守(いのうえみかわのかみ)、秩父孫次郎(ちちぶまごじろう)、大福御前(おふくごぜん)、東国丸(ひがしくにまる)、応援部隊
▼豊臣連合軍
前田利家、上杉景勝、真田昌幸(さなだまさゆき)、本多忠勝(ほんだただかつ)、鳥居元忠(とりいもとただ)
寄居北條まつり・武者隊パレードのルート
Yotteco(ヨッテコ)広場(中央通り線)→正喜橋通り→玉淀河原
寄居北條まつり・攻防戦のスケジュール
▼伝令
豊臣郡の襲来が伝令されます。
▼三献の儀(さんこんのぎ)
「討つ・勝つ・喜ぶ」に合わせて、打ちあわび(あわびを細長く切って、打って干したもの)を噛んで大の盃で酒、勝ち栗(かちぐり:乾燥してからと渋皮を取ったもの)を食し中の盃で酒、昆布を食し小の盃で酒を飲み干し、その盃を地面に打ち付けて割る、戦勝祈願の儀式。
▼北条軍と豊臣連合軍の合戦
▼一騎対ち
寄居北條まつりの始まりや由来、歴史、起源は?
1963年(昭和38年)に、鉢形城にゆかりがある方々が集まり、毎年供養祭を行うようになったのが始まりで、現在に至るそう。
寄居北條まつりは、いつ行われるの?
毎年5月(日付は毎年変動する)に行われます。
寄居北條まつり・武者隊パレードの場所・住所(アクセスと駐車場)
埼玉県大里郡寄居町寄居1231−7(Yotteco広場)
▼自動車
関越自動車道花園ICより約13分
皆野寄居バイパス寄居折原ICより約7分
専用駐車場はありません。
▼電車
秩父鉄道秩父本線・東武東上本線・JR八高線寄居駅より徒歩約2分
玉淀河原の場所・住所(アクセスと駐車場)
埼玉県大里郡寄居町寄居玉淀河原
▼自動車
関越自動車道花園ICより約14分
皆野寄居バイパス寄居折原ICより約7分
専用駐車場はありません。
▼電車
秩父鉄道秩父本線・東武東上本線・JR八高線寄居駅より徒歩約11分