筑前國一之宮・住吉神社例大祭・流鏑馬とは?

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筑前國一之宮・住吉神社例大祭・流鏑馬(読み方:ちくぜんこくいちのみや すみよしじんじゃ やぶさめ)は、福岡県福岡市博多区にある、住吉神社の例大祭で、毎年行われます。

馬上から的を弓で射る2騎の射手(いて)は、参道に設けられた約100mの直線特設馬場(ばば)を駆け抜けながら、3つの的を狙います。

まず、神門前の一の的(いちのまと)を静止して射ます。続いて二の鳥居から駆け始め、二の的(にのまと)、三の的(さんのまと)と、一の鳥居まで駆け抜けながら狙います。

的は板的で、割れると紙吹雪が舞います。

馬場の両側には埒(らち)が設けられ、進行方向の左側に的があり、的側は男埒(おらち)と呼び、反対側は女埒(めらち)と呼びます。

住吉神社例大祭・流鏑馬の服装

綾藺笠(あやいがさ:いぐさを編んで裏に布を張った笠)、鎧直垂(よろいひたたれ:鎧の下に着る着物)、行縢(むかばき:鹿の夏毛で作られる)、射籠手(いごて:弦が袖に当たるのを防ぐ)、太刀、前差し(まえざし)、弦巻(つるまき)、箙(えびら:矢を入れる容器)、物射沓(ものいぐつ:革製のくつ)

雁股矢(かりまたや:矢の先が股を開いたように分かれた形状のもの)を射ます。

※和鞍(わぐら)、和鐙(わあぶみ)を使います。

住吉神社例大祭・流鏑馬の始まりや由来、歴史、起源は?

神功皇后(じんぐうこうごう)が韓国に渡り、無事帰還したことに感謝し、相撲と流鏑馬を奉納したのが始まりとされているそうです。

住吉神社例大祭・流鏑馬は、いつ行われるの?

毎年10月13日(例大祭2日目)に行われます。

住吉神社の場所・住所(アクセスと駐車場)

福岡県福岡市博多区住吉3−1−51

▼自動車
福岡高速1号香椎線東浜ICより約16分

専用無料駐車場があります。

▼電車
JR博多南線・鹿児島本線・福北ゆたか線、福岡市地下鉄空港線・七隈線博多駅より徒歩約13分

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