隠岐武良祭風流とは?

sokaijoba

隠岐武良祭風流(読み方:おきむらまつりふりゅう)は、島根県隠岐郡隠岐の島町中村地区で西暦奇数年に行われます。

玉若酢命神社御霊会風流(たまわかすみことじんじゃごれえふりゅう)、水若酢神社祭礼風流(みずわかすじんじゃさいれいふりゅう)と共に、隠岐三大祭と言われています。

隠岐武良祭風流・拝馬神事(はいばしんじ)とは?

八幡神社(はちまんじんじゃ)から薬師(やくし)さんが、拝馬に乗り祭場へ向かいます。

祭場で一之森神社(いちのもりじんじゃ)の月天子(がってんし)、王子神社(おうじじんじゃ)の日天子(にってんし)の両天子に対し、馬上で扇子、弓、矢を持って三々九度の拝礼を行います。

隠岐武良祭風流・騎馬神事(きばしんじ)とは?

祭場すぐ隣にある側道で、馬子(うまこ)3人が馬に乗って、3回疾走します。

隠岐武良祭風流・流鏑馬(やぶさめ)とは?

引き馬(ひきうま:ひとが引く)で、五色の飾りが付いた笠、装束、足袋、草履姿の射手(いて)2人が交代で、馬上から3つの板的を狙います。

隠岐武良祭風流の始まりや由来、歴史、起源は?

鎌倉時代の隠岐国守護であった佐々木定綱(ささきさだつな)が、五穀豊穣と無病息災を祈願する為、陰陽道を取り入れた日月陰陽和合の祭事を始めたのが、起源とされているそう。

隠岐武良祭風流として、1968年(昭和43年)6月7日に、島根県無形民俗文化財に登録されています。

隠岐武良祭風流は、いつ行われるの?

西暦奇数年の10月19日に行われます。

隠岐武良祭風流の場所・住所(アクセスと駐車場)

島根県隠岐郡隠岐の島町中村1495

▼自動車
おき西郷港フェリーターミナルより約27分
隠岐世界ジオパーク空港より約29分

流鏑馬はこちら

-島根県の馬の祭り・神事, 日本の馬の祭り・神事