山之口弥五郎どん祭り・浜殿下り行列とは?

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山之口弥五郎どん祭り・浜殿下り行列(読み方:やまのくちやごろうどんまつり はまくだりぎょうれつ)は、宮崎県都城市(みやこのじょうし)にある、的野正八幡宮(まとのしょうはちまんぐう)の例大祭で、毎年行われます。

的野正八幡宮の神社下の鳥居から、参道を約600m直進し、一の鳥居横の海に見立てた、御手洗池のほとりにある池之尾神社まで、御神幸行列(ごしんこうぎょうれつ:浜殿下り)をします。

山之口弥五郎どん祭り・浜殿下り行列の隊列

獅子舞、神官、子供達、弥五郎どん、御神馬(ごしんば)、馬子(うまこ:かすりの衣装、竹の皮で編んだばっちょ笠、黒足袋、藁草履)、巫女、猿田彦命(さるたひこのみこと)、御神旗(ごしんき)、神官、笛、太鼓、浦安の舞の巫女、的野正八幡宮の神楽、御神輿3基、稚児(地元の小学生)

▼弥五郎どん
隼人族(はやとぞく)の首領で、竹で編まれた4mの胴体に、木彫りの朱面、頭上には三つ又の鉾(ほこ)、真榊(まさかき)、白い麻の着物、大小の刀を身に着け、四輪車に乗せて子供達が引きます。弥五郎どんゆかりのものに触れると病気せず、一年中元気で過ごせるそう。

山之口弥五郎どん祭り・浜殿下り行列の始まりや由来、歴史、起源は?

720年(養老4年:ようろう)に起きた隼人の反乱で、敗北した隼人族の霊を供養する為に、生き物を野に放つ放生会(ほうじょうえ)が行われ、これが起源になったとされているそう。

山之口弥五郎どん祭りとして、2001年(平成2年)3月27日に、宮崎県指定無形民俗文化財に登録されています。

山之口弥五郎どん祭り・浜殿下り行列は、いつ行われるの?

毎年11月3日に行われます。

的野正八幡宮の場所・住所(アクセスと駐車場)

宮崎県都城市山之口町富吉1412

▼自動車
宮崎自動車道山之口スマートICより約7分

専用駐車場はありません。

▼電車
JR日豊本線山之口駅より車で約4分、徒歩約27分

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