湯之元馬頭観音馬踊り(読み方:ゆのもとばとうかんのんうまおどり)は、鹿児島県日置市(ひおきし)で、毎年行われます。
馬やポニーの首に沢山の鈴を付け、背中の鞍には御幣(ごへい:お祓いなどに使われる2本の紙垂(しで)、竹または木の幣串に挟んだもの)、花飾り、ポンパチ、五色の布、米俵等を飾り付けた鈴懸馬(すずかけうま)が、朝から夕方まで湯之元温泉街を練り歩きます。
※ポンパチ(初鼓(はつづん)の愛称で、紙製の太鼓が竹製の棒に吊るされ、棒を回すと糸の先に付いた豆が太鼓に当たり「ポンパチ」と音を立てる、郷土玩具)
太鼓や三味線等のリズムに合わせて、馬が頭を上下に振ったり、ステップを踏む鈴懸馬踊りを披露し、地元有志団体で主催の湯之元クラブを中心とする踊り連(おどりれん)と進みます。
湯之元馬頭観音馬踊りの始まりや由来、歴史、起源は?
1892年(明治25年)に馬牛の供養や無病息災を祈願して始まり、一時途絶えていましたが1948年(昭和23年)に復活し、現在に至るそう。
湯之元馬頭観音馬踊りは、いつ行われるの?
毎年4月第2日曜日(日付は毎年変動する)に行われます。
湯之元馬頭観音馬踊りの場所・住所(アクセスと駐車場)
鹿児島県日置市東市来町湯田地区
▼自動車
南九州西回り自動車道市来ICより約3分
周辺に臨時駐車場が設けられます。
▼電車
JR鹿児島本線湯之元駅より徒歩4分