大崎八幡宮例大祭(読み方:おおさきはちまんぐうれいたいさい)は、宮城県仙台市青葉区にある大崎八幡宮の例大祭として、4日間にわたり毎年行われます。
最大の見どころは例祭日(14日)前後の日曜日に行われる、神幸祭神輿渡御(読み方:しんこうさいみこしとぎょ)と流鏑馬神事(読み方:やぶさめしんじ)です。
大崎八幡宮例大祭・神幸祭神輿渡御の編成
御幣(ごへい:お祓いなどに使われる2本の紙垂(しで)、竹または木の幣串に挟んだもの)、御幣奉行、榊(さかき)、太鼓、獅子舞、笛、騎射子(きしゃこ、4歳から9歳までの男の子が狩装束を身にまとう)、騎射子奉行、行列奉行、楯、鉾、弓、矢、大神輿、神輿奉行、宮司、神職、作事奉行、女御輿、子供御輿、子供神輿奉行、傳播八幡井組(でんぱはちまんいぐみすずめ)雀踊り保存会
大崎八幡宮例大祭・神幸祭神輿渡御のルート
※ルートは毎年変更になるので参考程度に。
一之鳥居前→北五番丁公園(御旅所祭)→うなぎ割烹いとう→還御祭(本殿)
大崎八幡宮例大祭・流鏑馬神事とは?
馬上から的を弓で射る射手(いて)は、境内(表参道横)に設けられた直線馬場(ばば)、約180mを駆け抜けながら、3つの的を狙います。
スタート地点を馬場元(ばばもと)と呼び、一の的(いちのまと)、二の的(にのまと)、三の的(さんのまと)、ゴール地点を馬場末(ばばすえ)と呼びます。
最初に御幣を持った馬場祓役(ばばはらいやく)が、罪穢れを祓い清めながら駆け抜けます。
的は初穂料を納めると奉納される為、設置場所それぞれに複数枚立てられ、どれかを狙う形になります。
馬場の両側には埒(らち)が設けられ、進行方向の左側に的があり、的側は男埒(おらち)と呼び、反対側は女埒(めらち)と呼びます。
大崎八幡宮例大祭・流鏑馬神事の服装
立烏帽子(たてえぼし:高く立てたままで折らない)、直垂(ひたたれ)、括袴(くくりはかま)、脛巾(はばき:すねに巻きつけてひもで結び、動きやすくしたもの)足袋、草履
※和鞍(わぐら)、和鐙(わあぶみ)を使います。
大崎八幡宮例大祭・神幸祭神輿渡御・流鏑馬神事の始まりや由来、歴史、起源は?
神幸祭の始まりはよく分かりませんでしたが、1984年(昭和59年)に復活し、現在に至るそう。流鏑馬神事は江戸時代から続くそうですが、こちらもよく分かりませんでした。
大崎八幡宮例大祭・神幸祭神輿渡御・流鏑馬神事は、いつ行われるの?
毎年9月の例祭日(14日)前後の日曜日(日付は毎年する)に行われます。
大崎八幡宮の場所・住所(アクセスと駐車場)
宮城県仙台市青葉区八幡4−6−1
▼自動車
東北自動車道仙台宮城ICより約12分
専用無料駐車場があります。
▼電車
JR仙山線東北福祉大前駅より徒歩約13分、国見駅より徒歩約16分
JR東北新幹線・東北本線・仙山線・仙石線仙台駅より車で約15分
▼バス
JR東北新幹線・東北本線・仙山線・仙石線仙台駅前より仙台市営バス「国見二丁目」下車、徒歩約2分
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