賀茂神社賀茂祭・足伏走馬行事(読み方:かもじんじゃかもまつり あしふせそうめぎょうじ)は、滋賀県近江八幡市にある賀茂神社で、毎年行われます。
両側に埒(らち:柵の事)が設けられた、境内の約400m・幅約10mの直線馬場(ばば)を2頭が駆け抜けます。
七頭の馬、七番の神事と呼ばれるそうで、全7頭が2頭ずつ競い合い、7番勝負が行われます。
馬場入口の「出馬の木」に2頭が並び、数m先の「三鞭の木」まで進み、太鼓の合図でスタート。「勝負の木」の所で勝敗が決まります。
7番勝負が全て終わると、全頭で馬場を走り抜けます。
賀茂神社賀茂祭・足伏走馬行事の服装
細纓の冠(さいえいのかん)、緌(おいかけ:冠に付ける顔の左右を覆う飾り)、赤か黒の素襖(すおう:武家社会で用いられた裏地の無い男性用衣服)、濃紺の袴
賀茂神社賀茂祭・足伏走馬行事の始まりや由来、歴史、起源は?
天智天皇(てんじてんのう)が国営牧場に選定し、天平8年(てんぴょう)に神社が創建された頃より競馬(くらべうま)が行われていたそう。
そして、平安時代に宮中で行われていた、競馬儀式が引き継がれているそう。
現在行われているのは、約半世紀にわたり途絶えていたものを、1994年(平成6年)に復興されて現在に至るものだそう。
賀茂神社賀茂祭・足伏走馬行事は、いつ行われるの?
毎年5月6日に行われます。
賀茂神社の場所・住所(アクセスと駐車場)
滋賀県近江八幡市加茂町1691
▼自動車
名神高速道路西宮線竜王ICより約22分
専用駐車場の他に、臨時駐車場が設けられます。
▼電車
JR近江鉄道近江八幡駅より車で約12分
▼バス
JR近江鉄道近江八幡駅より近江鉄道湖国バス江頭線「加茂東」下車、徒歩約5分