愛宕神社祭典・大名行列(読み方:あたごじんじゃさいてん だいみょうぎょうれつ)は、秋田県湯沢市にある、愛宕神社の例祭で、毎年行われます。
御神輿渡御行列(おみこしとぎょぎょうれつ)に大名行列が続き、午前(往路)と午後(復路)に分かれ、市役所までを往復します。
愛宕神社祭典・御神輿渡御行列編成
太鼓、愛宕山御旗、御初穂箱舁(おはつほばこかつぎ)、警蹕(けいひつ)、白杖(しらつえ)、大麻(おおぬさ)、鹽湯(えんとう)、御神位舁(ごしんいかつぎ)、御神位臺舁(ごしんいだいかつぎ)、祝詞棒(のりとぼう)、御榊(みさかき)、御辛櫃(おからびつ)、四神旗(しじんき)、御供楽子(おくらご)、車夫、団扇持、錦御旗、神職、地願主(じがんしゅ)、御神輿、御神輿雨覆持(おみこしあまおいもち)、御神輿臺舁、祭主
愛宕神社祭典・大名行列編成
御先拂(おさきばらい)、先拂足軽、鐵砲小頭、鐵砲五挺(てっぽうごちょう)、弓小頭(ゆみこがしら)、弓五挺、鎗小頭、鎗五挺、押足軽、侍、奴振(やっこふり)、小頭、具足櫃(ぐそくびつ)、挾箱、長毛鎗、蓑箱(みのばこ)、大鳥毛(おおとりげ)、台傘、立傘、目先、差引役、從者、小人(こびと)、長柄鎗、御餌刺(おえさし)、御鷹匠(おたかじょう)、五挺鐵砲、二挺張弓、從頭、從者、侍、鎗、鞭持、太刀持
▼中馬乗(なかうまのり)殿様役の子ども
口取り、団扇持、立傘、床机持・草履取(しょうぎもち・ぞうりとり)、合羽籠(かっぱかご)、挾箱、長刀、侍、茶瓶、茶道、若童、刃籠(やろう)、醫者、藥籠、押足輕
愛宕神社祭典・大名行列のルート
▼午前(往路)
愛宕神社→羽州街道→内町→市役所前→美酒爛漫→前森公園前→両関酒造→秋田銀行前→市役所前
▼午後(復路)
市役所前→湯沢駅前→秋田銀行前→大町→愛宕町
愛宕神社祭典・大名行列の始まりや由来、歴史、起源は?
1714年(正徳4年:しょうとく)に湯沢が町になった記念で、祭典の余興として行われて、現在に至るそう。
愛宕神社祭典「神渡行列並びに大名行列」として、1973年(昭和48年)2月12日に、湯沢市指定無形民俗文化財に登録されています。
愛宕神社祭典・大名行列は、いつ行われるの?
毎年9月第4日曜日(日付は毎年変動する)に行われます。
愛宕神社の場所・住所(アクセスと駐車場)
秋田県湯沢市愛宕山13
▼自動車
東北中央自動車道(湯沢横手道路)湯沢ICより約10分
愛宕公園に無料駐車場があります。
▼電車
JR奥羽本線湯沢駅より車で約6分、徒歩約30分
▼バス
JR奥羽本線湯沢駅より雄湯郷ランド循環線(右回り)「愛宕公園入口」下車、徒歩約3分