生雲八幡宮秋季例大祭・御神幸・奴道中(読み方:いくもはちまんぐうしゅうきれいたいさい ごじんこう やっこどうちゅう)は、山口県山口市阿東生雲中(あとういくもなか)にある、生雲八幡宮の秋季例大祭で2日間にわたり、毎年行われます。
氏子(うじこ)の子どもの成長を祈願する御神幸は、子どもが馬に乗り殿様役とし、お旅所までの約2kmを往復します。
※殿様は陣笠(じんがさ)、羽織袴、打刀(うちがたな)、脇差(わきざし)姿
お旅所までは1年交代で、新町通り(しんまちどおり)と本町通り(ほんまちどおり)を往復し、大名の参勤交代を模した行列が、道中で奴道中が行われます。
殿の後ろを、脚半(きゃはん)に草鞋を履き姿で、五色の布がついた大弓(だいきゅう)を振る奴を先頭に、毛槍、挾箱など道具を持ち、「いさよしー」という掛け声と共に、足さばきを披露します。
生雲八幡宮秋季例大祭・御神幸・奴道中の始まりや由来、歴史、起源は?
奴道中は明治後期に萩市(金谷天神:かなやてんじん)から伝わったそうですが、御神幸はよく分かりませんでした。
生雲八幡宮奴道中として、1973年(昭和48年)7月20日に、山口市指定無形民俗文化財に登録されています。
生雲八幡宮秋季例大祭・御神幸・奴道中は、いつ行われるの?
毎年10月第1日曜日(日付は毎年変動する)に行われます。土曜日は前夜祭です。
生雲八幡宮の場所・住所(アクセスと駐車場)
山口県山口市阿東生雲中342
▼自動車
中国自動車道鹿野ICより約41分
中国自動車道小郡ICより約50分
専用駐車場はありません。
▼電車
JR山口線三谷駅より車で約8分