須々万八朔祭り(読み方:すすまはっさくまつり)は、山口県周南市(しゅうなんし)にある、飛龍八幡宮(ひりゅうはちまんぐう)境内にある菅原神社の例祭で、毎年行われます。
最大の見どころは大名行列(読み方:だいみょうぎょうれつ)で、御旅所である須々万宮地嶽神社(すすまみやじだけじんじゃ)まで、往復約2kmを練り歩きます。
須々万八朔祭り・大名行列の編成
蓑箱(みのばこ)、奴振り(弓矢、挟み箱、毛槍、鉄砲)、腰元(矢羽根模様の着物姿に薙刀)、裃(かみしも:和服における男子の正装で、袖なしの肩衣(かたぎぬ)と袴(はかま)が、同じ生地で作られたもの)に陣笠(じんがさ)姿の御側役(おそばやく)、竿衣(さおぎぬ)姿の菅原道真(すがわらのみちざね)公ゆかりの大行司、小行事、鏡餅、大わらじ
※竿衣(長い竿が左右に突き出た衣装で。菅原道真を見送る際に慌てすぎ、物干し竿に干してあった衣を、竿が付いたまま身に着けて見送ったという故事に基づくそう)
須々万八朔祭り・大名行列の始まりや由来、歴史、起源は?
1619年(元和5年:げんな)に蔓延した疫病を静める為に大祈祷を行い、それから疫病が収まった事から始まったそう。
須々万八朔祭りとして、2009年(平成21年)7月22日に、周南市無形民俗文化財に登録されています。
須々万八朔祭り・大名行列は、いつ行われるの?
毎年8月25日に最も近い土曜日(日付は毎年変動する)に行われます。
菅原神社の場所・住所(アクセスと駐車場)
山口県周南市大字須々万本郷312番地(飛龍八幡宮境内)
▼自動車
山陽自動車道徳山東ICより約21分
専用無料駐車場があります。
▼電車
JR山陽本線・山陽新幹線徳山駅より車で約21分