6人の騎手で1チームとなり、3人ずつが2つに分かれ、交互に6~8分間のチャッカを最大8回行い、スティックを使ってより多く相手のゴールにボールを入れる、得点を競うポロとラクロスを組み合わせた競技です。
ポロクロスのルール
1976年に設立された、国際ポロクロス評議会(IPC)の規定するポロクロスのルールの一部を解説していきます。
規定は変更もあるので、細かい部分は国際ポロクロス評議会で確認してください。大会ごとに規定が大きく違う場合もあります。
ポロクロスのルール・人数と番号
人数は6人で1チームとなり、3人ずつに分かれ1~3の番号を付け、各ポジションが割り当てられます。
▼1番
アタックプレイヤーであり、唯一相手チームのゴールスコアリングエリアに入れ、ゴールを狙います。
▼2番
センタープレイヤーであり、両チームのゴールスコアリングエリアには入れず、中央でアタックとディフェンスを繋ぎます。
▼3番
ディフェンダープレイヤーであり、唯一自チームのゴールスコアリングエリアに入れ、アタックのシュート防ぎます。
ポロクロスのルール・使用する馬
1人につき1頭のみ使用可能で、事故や馬の負傷の場合には、許可を得れば代わりの馬を使用可能です。2人の選手が、同じ1頭に乗る事は出来ません。
馬の高さに制限はありませんが、片目が見えない、蹴ったり、噛んだり、立ち上がったりする馬は使用出来ません。
去勢されていない成体の種牡馬(しゅぼば、英語でstallion:スタリオン)(牡馬:ぼば、おす馬の事)は使用出来ません。
ポロクロスのルール・チーム構成
1チームは最大6名で、構成は試合の主催側によって決定されますが、標準的な組み合わせは以下になります。
・全員男性、全員女性
・混合チーム(男性3人、女性3人)
・オープンチーム(男女の組み合わせ自由)
・中級チーム(16歳以下で任意の組み合わせ)
・ジュニアチーム(16歳未満のジュニアの任意の組み合わせ)
・プライマリージュニアチーム(14歳未満のジュニアの任意の組み合わせ)
・ベテランチーム(40歳以上のシニアの任意の組み合わせ)
ポロクロスのルール(フィールド・ボール・スティック)
▼フィールドサイズと構成
幅55m×長146.5m(ゴールポストからゴールポストまで)。

・ゴールスコアリングエリア
両端から27.5mで、各チームのアタックがシュートを放つことが出来るエリアです。
・センターエリア
両チームのゴールスコアリングエリアに挟まれた、中央部分91.5m。
・ゴールポスト
高さ5mで、ポスト間は2.5mの距離。
・ゴールサークル
ゴール前に10mの半円があり、シュートはこの外から放つことが出来ます。
▼ボール
スポンジゴム製で、直径10~10.3cm、重さは140~155gの範囲内。
▼スティック
長さは任意ですが、先端のネット部分は幅18.4cm×長さ21.6cm以内です。
ポロクロスのルール・ゲームの進行と流れ
1チーム6人が3人ずつ2つに分かれ、交互に6~8分間のチャッカ(Chukka)を最大8回(4、6、8のいずれか)行います。
チャッカの間には2分間の休憩があります。
1、ラインアップ(line up)
センター付近にあるT字マーク(両サイドにある)のラインで、両チームが自陣側に1列で、審判の方を向いて審判に近い方から1番、2番、3番の順で並びます。
審判は選手の頭上を越える高さへ、前方に向かって投げて試合開始。
選手はキャッチするか、地面からボールを拾い上げて相手ゴールへ運びます。
2、ゴール後はラインアップから再開されますが、センターにあるT字マークが反対サイドに変わります。
ポロクロスのルール(フィールド)
▼スティックの使い方
試合中スティックは片方の手だけで持ち、持ち手の左右を入れ替えてはいけません。
左利きの選手は左手で持つ事が出来ますが、試合開始前に審判に通知が必要です。そして衝突するのを防ぐ為に、試合に出る全員に通知されます。
右手を使う場合は、常に馬の右側でボールをキープ。左手の場合は左側でキープします。ボールを持って、馬の耳から尻尾までを結ぶ中心線を越えると、ファウルになります。
相手からボールを奪う為に、スティックで相手のスティックを、下から上方向にだけ叩く事が出来ます。ただし、先端のネット部分や柄(シャフト)の上の方だけです。
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ゴールスコアエリアへの進入
1番がボールをキープして、相手陣地のゴールスコアリングエリアへ、ペナルティラインを越えて進入する際、ボールをキープしたまま進入してはいけません。
ペナルティラインを越える際は、ラインの手間でラインを越えたエリアの地面にボールをバウンドさせて、ラインを越えた後にキャッチします。
もしくは、ボールを持たずにラインを越えて、ゴールスコアリングエリアの外からのパスを受けてキャッチする。
シュート
1番がゴールサークル(ゴール前に10mの半円)の外から、ゴールポストの間に向けて、シューを放つことが出来ます。馬の足が、サークルのライン上にあってはいけません。
シュートが外れた場合は、3番がペナルティラインの後ろから、前方へ10m以上投げて再開されます。
衝突を回避する(ペナルティになる)
・馬の前脚を横切るかまたぐようにして、馬がつまずく危険を冒してはいけません。
・ボールを追いかけている選手の、走行ライン上を横切ったりしてはいけません。
・2人の選手が異なる方向からボールを取りに向かっていて、衝突が起こりそうな場合は、ボールのライン上にいる選手に、道を譲らなければいけません。
・ボールを保持している選手の前の走行ライン上に、衝突や危険の可能性がない距離でない限り入ってはいけません。
ポロクロスのルール(ディフェンス)
馬の体を相手の馬に並べ、押し出すようにして相手の進路を制限し、シュートエリアへの進入を防ぎます。
頭、腕、肘で打ったり押したりはペナルティになりますが、肘を身体の脇に密着させていれば、肘より上の腕を使って押し返しても、ペナルティにはなりません。
ポロクロスの服装
基準を満たし認証されているヘルメットの着用が必須(少なくともクイックリリースクリップ付きの3点式ハーネスが必須、着脱可能なつば(peak:ピーク)、フェイスガード付きが一般的)。
登録されたチームユニフォーム(背中に番号必須)、白いパンツ、乗馬ブーツ。
鞭は全長1mまでで、先端に幅1.25cm×長さ5cmのフラッパー(平らで幅広の革・合皮・ゴム)が付いたものは使用可能。
先端が鋭くとがった拍車は使用禁止。
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