水若酢神社祭礼風流・流鏑馬神事とは?

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水若酢神社祭礼風流・流鏑馬神事(読み方:みずわかすじんじゃさいれいふりゅう やぶさめしんじ)は、島根県隠岐郡隠岐の島町にある、水若酢神社で西暦偶数年に行われます。

馬上から的を弓で流鏑馬役(やぶさめやく)は、参道横に設けられた直線の特設馬場(ばば)を駆け抜けながら、3つの的を狙います。

色紙を貼って仕上げた竹矢を使い、的射(まとい:的を立てて弓を射ること)は必ず奇数回で終わらせる決まりとなっている為、奇数回になるように繰り返します。

流鏑馬役(1名)は、郡区(こおりく)と山田区が、交互に受け持つ事になっているそう。

馬場の両側には埒(らち)が設けられ、進行方向の左側に的があり、的側は男埒(おらち)と呼び、反対側は女埒(めらち)と呼びます。

水若酢神社祭礼風流・流鏑馬神事の服装

綾藺笠(あやいがさ:いぐさを編んで裏に布を張った笠)、鎧直垂(よろいひたたれ:鎧の下に着る着物)、行縢(むかばき:両足の覆い)、射籠手(いごて:弦が袖に当たるのを防ぐ)、足袋

※和鞍(わぐら)、和鐙(わあぶみ)を使います。

水若酢神社祭礼風流・流鏑馬神事の始まりや由来、歴史、起源は?

1688年(貞亨5年:じょうきょう)以降に記されたとされる、隠岐一宮行事記(おきいちのみやぎょうじき)には、流鏑馬の式を行うという記載があるそうです。

水若酢神社祭礼風流は、1973年(昭和48年)3月30日に、島根県無形民俗文化財に登録されています。

水若酢神社祭礼風流・流鏑馬神事は、いつ行われるの?

西暦偶数年の5月3日に行われます。

水若酢神社の場所・住所(アクセスと駐車場)

島根県隠岐郡隠岐の島町郡723

▼自動車
おき西郷港フェリーターミナルより約20分
隠岐世界ジオパーク空港より約22分

▼バス
おき西郷港フェリーターミナルより隠岐一畑交通五箇線「水若酢神社」下車すぐ

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